ブラックビジネスマニュアル
  • 気に入られる営業活動術
  • 心得ておくこと
  • 営業を受ける側(お客様)はどんな気持ちで応対しているか
  • がっつくな!成約はいつできるのか?
  • すべては「思いやり」で考えろ!
  • 約束は必ず守れ!
  • 信頼される営業マンになるために
  • 飛び込み営業はありかなしか?
  • 電話でのアポイントメント
  • 社内の人からの口利きで面談する場合
  • 身だしなみに気を遣う
  • あなたに会うことで、わたしに何のメリットが?
  • 自分のこと、会社のこと、知っていますか?
  • 扱う商材のスペシャリストになれ!
  • 関わる分野のスペシャリストになれ!
  • 相手はあなたの情熱をみている
  • 「時間の無駄」と思われる営業
  • 一人なのに“浮く”営業マン
  • 弱みにつけこもうとする営業マン
  • 付け焼刃の心理テクニックを使う営業マン
  • アドリブのきかない営業マン
  • 棒読み営業マン
  • ノルマの達成しか考えていない営業マン
  • 言葉遣いの悪い営業マン
  • グルーヴィーな営業マン
  • 電話のアポのときと違う!
  • 断っているのに頻繁に電話をかけてくる
  • 「会ってよかった」と思われる営業
  • 誠実な営業マンは電話の時点で伝わる
  • 初回は顔を覚えてもらうだけ
  • コンテンツ
  • 社内での立居振舞術
  • 気に入られる営業活動術
  • 無難にこなす苦情対応術
  • 心理テクニックを利用した交渉術
  • 採用される就職活動術
  • 間違いのない採用活動術
  • 自分が楽になる社員教育術

ホーム気に入られる営業活動術電話のアポのときと違う!

「時間の無駄」と思われる営業電話のアポのときと違う!

電話で話したときと、実際に会って話したときの内容が違うということはよくあります。
相手としては、とにかくアポさえとりつけてしまえば、後は別の話をしても構わないだろうと考えているのでしょう。
電話のアポと実際会ったときで違うケースは以下のようなものがあります。

  • 10分だけで結構ですので、と言っておいて1時間粘る
  • こちらに合わせて「その話もできます」と言っておいて、しない

10分だけで結構ですので、と言っておいて1時間粘る

よくあるのが、「10分だけで結構です」という電話です。
挨拶だけならよいか、と思って会うと、会社案内から始まり、商品説明をして、果てはこちらの困りごとまで聞き出そうとしてきます。
結局終わったのは会ってから1時間半後だった、ということもざらにあります。
他にも電話口のアンケートで、5分で済むというようなことを言う人がいますが、このような5分、10分は絶対に達成されません。
確実に時間オーバーします。それも1・2分なんて可愛いものではなく、3倍4倍の時間をとられてしまいます。

こういう人は「10分だけなら会ってもいいか」という負担に感じない短い時間を伝えているだけで、会ってしまえば後は1時間粘ろうと問題ないだろう、と考えています。

そもそも、5分・10分で終わるような話はありません。
やっと取り付けた営業をたった10分で終わらせてしまったのでは、何のために会いに行くのかわかりません。
絶好のチャンスですので、ここぞとばかりに沢山の情報を伝え、相手の話を聞きだし、人間関係をつくろうとするはずです。
ですから、10分だけというような人は信用しなくていいでしょう。

こちらに合わせて「その話もできます」と言っておいて、しない

電話の時点で、説明しようとしている業務内容が、こちらの求めているものと違うなと感じた時に、「それは今は求めていない。我々が求めているものは、○○です」というと、「それもやっています」と言ってくる人がいます。
しかし、会ってみると、こちらが求めているものに当てはめられるような業務がなかったり、下請けや外注を使うなどしてほぼ自社では扱っていない、というようなことがあります。

そういう営業マンは、たいてい、こちらが求めている話ではなく、相手がアピールしたい話を延々としてきます。

このように、調子よく話をあわせて来たとしても、当初から先方がアピールしたがっていた機能以外は、あまり期待できないものと考えましょう。

以上のような、電話のアポと、実際に会った時とで、言っていることが違うという場合、電話のアポの人と、実際に来る営業マンが別の人であることがよくあります。
要するに、電話のアポの人は、アポさえとれればノルマとして1カウントされるので、出鱈目を言っても取り付けてしまえばそれでいい、と思っているのです。

この他、「まずは名刺交換だけでも」「ご挨拶だけでも」「今すぐどうこうというわけではなく会社案内だけでも」というようなことを言ってくる営業マンも、殆どの場合がそれだけでは済まされません。

とはいえ、本当によい営業マンの場合もあります。
見極め方としては、軽いノリで言っていたり、安請け合いするようにすぐに「できます」と言ったりする人は、関係ない話を延々とする可能性があります。
よい営業マンは電話の時点でも誠実な対応をしてくれます。
そこを見極められるようになると、時間を無駄にすることが少なくなるでしょう。

  • 気に入られる営業活動術営業マンが相手にするのは営業経験のない事務職がほとんどです。しかし営業マンが営業のプロであるならば、お客様は営業を受けるプロだということです...
  • ホーム
▲

©ブラックビジネスマニュアル~中小企業のブラックな職場環境を生き抜く実践テクニック

コンタクトサイトマップ

「ブラックビジネスマニュアル」は作者の主観によるものです。当サイトの内容を利用して損害等を被ったとしてもいかなる責任も負うことはできません。
当サイトを閲覧する場合には以上のことを了承していることとします。